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魚?お肉? いったいどっち?

皆様こんにちは。本日志摩市の中学校では入学式です。中学生というとなんだか少し大人になったような気がしたそんなお年頃。
うん十年前の懐かしい日を思い出した今日この頃。

 さて本日から、髙島屋日本橋店の催事が始まりました。天白も店頭に立って一週間販売しておりますので、皆様お出汁のお悩みなどございましたら是非お声掛け下さいませ。

さっそくですが、今日は私達の住む志摩市の「地元飯」をご紹介したいと思います。私達の住む地域はそもそもカツオ漁が昔から盛んな地域でした。ですので、鰹に関する食べ物が今でもいろいろ残っています。「てこね寿司」や「かつお茶漬け」、そして「生節」など・・・。
その中で今日ご紹介するのは、「生節(なまぶし)」。生節とは、鰹節を作る際に一度だけ焙乾したものをこのように呼びます。今風でいうと「スモーク」ということですね。感触はといいますと、本枯節のように固いものではもちろんございません。手で簡単に割ることができるくらいとてもやわらかなものでございます。お口に入れますと、間違いなく魚のあじなのですが食感はお肉のような感じでございます。

我が家ではこの生節をスライスしたあと、大量の大根おろしと醤油をかけて食べます。さっぱりしていてとても美味しいですよ。
他にもこの生節をこの時期でしたら筍やわかめと一緒に煮る「若竹煮」にしたり、炊き込みご飯のシーチキンや鶏肉の代わりに入れる家庭もあります。
生節から自然とUMAMI成分がでて、深みのある味になるのです。おススメです。

ちなみにこの生節ですが、私たちの地域では近くのどのスーパーでも販売しております。そのくらい地元で愛されている食べ物なんです。
余談ですが、この生節を作る際にでた鰹の心臓もまた美味しいですよ。レバーのような食感がたまらないと地元の通も好んで食べるくらいです。そして、ゆでた後にでるアラ。これもまた天下一品。骨にびっしりと付いた身。この身(アラ)ですが、じつは代表の天白の小さい頃のおやつだったそうです。このおやつを食べるために、毎日走って家に帰っていたそうです。鰹のアラが大好きな私にはうらやましい限りです。

今日はこのような形で「生節」をご紹介してきました。
そんなにおいしい生節・・。「かつおの天ぱく」では販売しているのですか?とお問合せがありそうなのでここでちょっとご紹介!
生節の取り扱いはないのですが、生節と食感がとても良く似た生ハムのような鰹節でしたらお取り扱いがございます。
その名も「たべるかつお節」。お酒のおつまみ、おやつ、ピザやパスタのトッピングにもよし。噛めば噛むほどに鰹の味が染み出してくるにくいやつ。
気になる方はぜひかつおの天ぱくのオンラインまで・・・。

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